Crypt of the NecroDancer – 死霊に負けるリズム感

これまでに『Noitu Love 2』『KAMI』と、テンポよく積みゲーを崩せています。着実に前進です。
その勢いで今回遊ぶのはこちらのゲーム。

『Crypt of the NecroDancer』!購入日は…今日!
すまない…買ってしまった…積みゲー崩している途中なのに。二歩進んで一歩戻ってしまった。

このゲームはまぁ、Steamに慣れ親しんだユーザーなら皆知ってるレベルで評価の高い作品です。今さら私が記事を書く必要性が見当たらないな!
ランダム生成のダンジョンを切り抜ける、いわゆるローグライクに分類されるゲームですが、「リズムに合わせて動かなければならない」という斬新なシステムが特徴です。

リリース時から気になっていた本作を何故このタイミングで買ったかというと、任天堂さんにてこちらのゼルダの伝説バージョン的なのがリリースされたからですね。

本作のシステムもこちらの動画を見て頂ければなんとなく伝わるんじゃないでしょうか。
これを見て「あ、そういえばあのゲームまだ遊んでなかったな…」と再び興味が湧いたからです。別に周回遅れで話題に乗っかろうとしたわけではないことをご留意頂きたい!

それでは始めていこう。レ、レッツダーンス…!(精一杯のパーティ感)


ゲームを起動するとオープニングが流れる。
忠告を無視して冒険に出た主人公が墓を掘り進めている。
しかし、地面が崩れて盛大に落下してしまう。

そこに、いかにもリッチキングなおじさんが現れ…

心臓を奪われてしまう。

これでめでたく死霊の仲間入り…かと思いきや、まだ自我は残っていた。
「ここには謎を解くために来た。命を失っても、答えを見つけ出してみせる」と決意を新たにしてオープニング終了。

そしてタイトル画面へ。
題名下部のカタカナを見て分かる通り、本作は日本語対応だ。ありがたい…!
とりわけテンポが重要なゲームだと予想されるので、テキストを見てすぐに内容を理解できるのはとても助かる。

音声や画面の遅延設定を済ませたらチュートリアルが始まった。
画面下部に表示されているのが本作の肝…というか心臓なのだが、画面両端から流れてくるバーが心臓に到達したタイミングで操作しなければならない。
それなりの猶予はあるものの、ズレすぎると行動が不発してしまう。
リズムがズレないようトン、トン、トン、頭の中でタイミングを取りながらチュートリアルを進めていく。

因みに画面右上のライフアイコンもリズムに合わせて順番に動く。ちょっと楽しい。

武器のダガーを拾い、敵への攻撃方法を学ぶ。
本作では移動が攻撃を兼ねている。矢印キーを押した際、武器の射程内に敵がいれば移動ではなく攻撃が実行される仕組みだ。
そしてそれは概ね敵も同じ。例えばこの青スライムは上下にしか動かないので、横に立っていれば安全らしい。
少し独特なシステムなので、慣れるまではちょっと苦労するかも。

ついでに武器は様々な種類があり、物によっては投げることも可能だ。
丁度画像ではダガーをうっかり投げてしまい、スライムの奥に飛んでいった様子が確認できる。

その後シャベルを拾って、柔らかい土壁を掘り進めていくと…

新しい敵、スケルトンが出てきた。
スケルトンはスライムと違って自由に動くが、移動するのは2ターンに1度だけ。
移動前には手を上げる。この状態のスケルトンに近づくと攻撃を受けてしまうので気をつけよう。(この後何度も何度もやらかす)

因みに武器もダガーからブロードソードに変わった。
前方1マスに加えてその両隣も攻撃できる便利そうな武器だ。範囲攻撃は正義!

そしてチュートリアルが終わるや否やダンジョンに放り込まれる。待って心の準備が!
初期装備はシャベル、ダガー、爆弾1つ。
爆弾はチュートリアルには無かったが性能は何となく察しがつく。ピンチの時に使ってみよう。

敵を慎重に倒しつつ、土壁を掘り進めていくと謎の祭壇らしきものが。
「すべてのアイテムがガラスに」という、分かるようでよく分からない説明が表示される。
こんな感じで見たこと無いものがポンポン出てくるし、リズム通りに動かないといけないので悩む余裕も無い。
となればゲームオーバー覚悟で試していくしかない。ええい、やっちゃえ!

祭壇らしきものから少し進むと敵の密集地帯に出た。
あからさまに他の敵よりパワーがありそうな牛さんがいるが…早速ガラス装備の力を見せてもらおうか。

ガラス装備一撃で粉々に砕け散ったんですけど。丸腰になったんですけど。
おいどういうことだ祭壇!!

そのままリズミカルに攻撃を喰らってゲームオーバー。ご丁寧に無様に死んだ様子をリプレイで流してくれる。
つまりガラス製というのは強力な代わりにダメージを受けると壊れてしまう性質らしい…
よし、一つ賢くなったぞ。来世に活かそう。


ダンジョンが終わるとロビーに移動した。ここでダンジョンに入場したり、他のモードでプレイしたり出来るらしい。
私はゲーム内で操作して選ぶタイプのメニュー画面が好きなのでちょっとテンションが上がる。

因みにロビーでもリズムに乗る必要があるのだが、後に面倒になって連打しているとロビー内のリズムシステムをオフにするか聞いてくれた。なんて親切なんだ。

ダンジョン内で入手したアイテムやお金はロビーに持ち越せないが、ダイヤモンドだけは手元に残る。
このダイヤはプレイヤーを強化したり、新しいアイテムのアンロックに使用するようだ。アンロックしたアイテムはダンジョン内で出現するようになる。

まずは無難にライフ上限+1を購入する。操作がおぼつかないのでとにかく被弾猶予が欲しい。
ダイヤは次のダンジョン入場時に初期化されてしまうので、忘れずに使い切っておこう。

さて、ロビーを見て回ってもいいのだが…先程あっさりやられたのが悔しいので再度ダンジョンへ突撃する。

入場して早くも前世の仇に遭遇する。こいつの名前はミノタウロス。
前世の経験から、恐らく軸を合わせると突撃してきて、何かしら障害物に当たると気絶して攻撃チャンスになるのだろうと予測を立てる。

ほらね!この隙に横からペチペチ叩いて撃破。無事、雪辱を果たした。
ミノタウロスを倒すと「出口が開いた」とメッセージが表示され、階段についていたドクロマークが消滅した。
どうやらフロアごとに中ボス的な存在がいて、これを倒すと次の階層に進めるようになるらしい。

その後は檻に入れられているNPCを助けようと金の鍵を探し回っていたのだが中々見つけられず。
そうこうしている間に画面下部のリズムバーが赤色に変わり…

タイムアップ!曲が終了して強制的に次の階へ落とされてしまった。
つまりBGM君が一曲歌いきる前に探索を済ませないとダメなのね。
逆に中ボスと戦うリスクを避けたい時はタイムアップまで粘ってみてもいいかもしれない。

次の階層でまた別の捕らわれたNPCを発見。近くで金の鍵を掘り当てて解放に成功した。
これによりロビーに彼女のお店が追加され、スペルのアンロックが出来るようになった。

ダンジョン内にもお店は登場する。こちらは集めたお金で装備やアイテムの購入が出来る。
ただし商品はランダムなので、欲しいアイテムが出るとは限らない。今は瀕死なので回復アイテムが欲しかったが…残念。

また面白いことに、店の近くに行くとBGMが店主の歌声バージョンに変わったりする。しかもオペラ歌手のようないい声で。
今まで言及していなかったけどBGMの出来も良くてプレイしていて気持ちがいい。

はい。店主が回復アイテムを売ってくれなかったおかげでゲームオーバー。スケルトンのバンザイを見落としたのが敗因だ。
不注意が過ぎると思う方もいるかもしれないが、リズムに合わせて操作しているため「あ、まずい」と思った時には手遅れだったりする。いやまぁ、不注意なんだけど。


その後はドラゴンに絶望したり、NPCを助けたり、操作設定を変えて快適なプレイ環境を模索したりで何度かダンジョンに潜った。そして漏れなくゲームオーバーに。
しかしダイヤでキャラクターの強化やアイテムのアンロックをしているので着実に前進している。
ようやく操作にも慣れ始め、ついに3階層を突破…

そして初のボス戦!
専用イラストだけでなく、名前を呼ぶアナウンスもある豪華仕様。

あからさまな準備ゾーンから踏み出すと元来た道が封鎖され、軽快な音楽が流れ出す。ボス戦が始まった。
ライフに余裕が無いこともありプレッシャーが凄まじい。「チェスか、チェスなのか!どう動いてくるんだ」と必死である。

ここに来て温存しておいた爆弾を使って敵を数体まとめて倒す。
…というのは嘘で、ただただ使うのを忘れていただけである。ボス戦にしてようやく初めての爆弾である。
爆弾は設置して3ターン後に爆発する。これはもたついて自爆する未来が見えるな。

ブロードソードの範囲攻撃で駒達をなぎ倒した。次はいつの間にか出てきたクイーンと戦う。
戦闘中は気づけなかったが、実は最下段まで辿り着いたポーンがクイーンに変身していた。なるほどちゃんとチェスである。面白いなぁ。

クイーンの慣れない斜め移動で攻撃を一発貰ったが…

残すはキングのみ!裸の王様になってようやくこっちに向かってきた。
動きはチェスのキングと同じで周囲8マス。偶然にも最適な動きが出来て、ぽんぽんぽんと3回殴ってあっさり撃破できた。
キングの攻撃力はライフ2個分あるので、実は何気に危ない状況だった。

ボスを撃破するとお宝と出口が現れる。
お宝の中身はダイヤ5個。戦利品を手に、初めての生還!心臓ないけど!

すると過去の回想が流れ出す。
主人公が冒険に出たのは、2年前に行方不明になった父親を追ってのことだった。
伯父のイーライには止められたが、それでも主人公は父親が残したメモを頼りに墓地へ向かい…今に至る。

そしてまさかの伯父解禁。
彼は基本攻撃の代わりに無限に爆弾が使える。さらに爆弾を蹴り飛ばして動かすことが出来る。ボンバーマンかな?

因みにキャラクターの選択画面で主人公の名前がケイデンスであることを知る。ああ、「ケイデンス・オブ・ハイラル」ってそういう…

他のキャラクターも沢山いるが殆どはロックされていてまだ使えない。
初期から使えるのは本作と一緒に買ったDLC組のキャラクター、そしてこのバード(吟遊詩人)だ。

バードの特徴は…リズムを無視して行動できる、だと…
つまりこのキャラを使えばよくあるターン制のゲームと同じ感覚でプレイすることも出来るというのか…本当に親切だな!
リズムに付いていけなくなった時は彼に泣きつくことにしよう。

折角使えるのでDLC組のキャラクターでダンジョンに挑戦したりもする。
彼女はメアリー。最初から射程2マスの槍や回復アイテムなどを所持している。
その代わり、後ろをついてくる羊がダメージを受けるとほぼゲームオーバーだ。羊に細心の注意を払って立ち回る必要がある。
何気にキャラごとにボイスも用意されている。作り込まれているなぁ。

その後は本筋のケイデンスに戻って次のダンジョンへ突入した。
そしてここから先、何度も何度も何度も、死んで覚えて、忘れて死んでを繰り返すことになるのであった…


ということで、『Crypt of the NecroDancer』でした。
いやぁ、長い記事になった割にゲームはまだまだ序盤で、紹介できていない要素も山ほど…それだけ奥が深いゲームだと思って頂ければ幸いです。

実際、文句なしに面白いゲームでした。ローグライクにリズム要素を加えることで全く新しいゲームになっていると感じます。回数を重ねるごとにキャラクターとプレイヤーの成長を実感できるローグライクの醍醐味も健在です。
丁寧に作られたドット絵にノリの良い音楽、親切なゲーム設計に加えて、カスタムミュージックやMOD対応までしており…何だこの完成度の高さは!

現在はプレイ時間3~4時間でようやく2つ目のダンジョンを突破できた所です。ええもう死にまくりました。
一気に遊んでしまうには勿体無いゲームですので、これからも少しずつ楽しんでいこうと思います。
たぶん「ちょっと時間あるし一回だけ」とダンジョンに潜って、気づけば1,2時間遊んでるパターンですね…